夏にバラの挿し木に挑戦の結果|9月でも発根せず
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7月中旬のころ、挿し木に初挑戦しましたが、2ヶ月経っても根は生えません。挿し木用の穂木が手元に無かったことや、他にも要因もあったせいか、バラ栽培の書籍の通りに出来ませんでした。
▼前回の挿し木当初からの記事に引き続き、9月中旬までの様子を記録しておきます。
>>夏の時期にバラの挿し木に初挑戦
バラの挿し木|7月13日〜9月16日までの記録
自己流の管理法|忘れないために
今回わたしはバラの挿し木に初挑戦するに当たり、ビギナーではありながら、管理するためのポリシーを決めました。それは、鉢皿の水は毎日交換することです。理由は単純に、水を清潔に保つため。もう一つは、日課にすることで、水切れを防げ、挿し穂の変化に対応できること。意味があるのか分かりませんが、発根するまで続けることに決めました。
さし木開始〜5日後|2022/07/18
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鉢皿にたまった水は、毎回、油の様なものが浮いてます。
さし木開始〜16日後|2022/07/29
土の温度測定
7月下旬。「>>外で育てる鉢植えのバラが夏バテ」で葉が枯れてきました。鉢の中の温度などが気になったので温度計を購入。ついでに玄関に置いてある、当さし木鉢も土の温度を測ってみることに。
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ホームセンターにて購入。
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挿し木した土に刺して、土の温度を測定した結果は28度。バラにとっての最適な気温は、昼間は23〜25℃、夜間は16〜19℃と言われていますが、ぎりぎりでしょうか。
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当バラのさし木を置く場所は、家の中で一番涼しい玄関です。画像をご覧の通り、日差しも薄暗いので、これ以上の場所はありません。
さし木開始〜19日後|2022/ 08/01~
葉のつけ根が黄化
葉のつけ根の緑色の色素が薄くなり、黄色く変化。
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翌日には黄色から茶色く枯れ出しました。
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更に翌日。黄化が止まりません。正確な原因は分かりませんが、おそらく、発根しない中、挿し穂の栄養が消耗し切り、自力が無くなったのだと思われます。他のさし穂も、徐々に黄化症状が出初めています。
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地中温度を測ってみると、29℃。
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▼ちなみに、外に置いたバラの鉢の中を測ってみると、33℃。置く場所によっては、鉢の中の温度は38℃にも達します。
>>鉢植えバラの夏バテ対策|涼しい場所を温度計で探す
さし木開始〜24日後|黄化は止まらない
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一番大きな挿し穂も葉が黄化してきました。
さし木開始〜1ヶ月4日後|枯れた挿し穂を除去
枯れてしまった挿し穂をそのままにして置くのは良くないと思うので、取り除くことに。
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残りは1つ。望みをかけて。
挿し木した挿し穂がカビていた?
枯れた挿し穂をよく見ると、白い糸が引いてます。土は常に水分がある状態の中、管理する場所は、昼間でも薄暗い玄関。カビが繁殖しやすい条件だったのでしょう。
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ダメになった挿し穂を見ても根は生えてません。
さし木開始〜1ヶ月10日後|挿し穂からカルスは生えていた
ダメになった他の挿し穂の、土に刺した部分を確認してみると、カルスと呼ばれる白いブツブツを発見。
カルス( callus)とは、固形培地上等で培養されている分化していない状態の植物細胞の塊。
引用元:Wilkipediaカルス
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枝の先端部の断面に白いブツブツができています。他の挿し穂は枯れてしまったので、諦めることにしました。
さし木開始〜1ヶ月19日後|2022/09/01
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挿し穂4つ中、最後の1つにも、葉の黄化が出始めています。とはいえ、これまでダメになった挿し穂は、下の葉から枯れたけど、この子は葉の上から枯れ出しているので、様子にちがいがある。
さし木した挿し穂を別のポットに移し替え
さし木開始〜2ヶ月3日|2022/09/16
バラ栽培の書籍によると、「さし木から約1ヶ月後。発根したらひとつづつ鉢上げします」とありますが、わたしは「発根してない」と考え、2ヶ月後の今日まで、さし木を動かしていません。
残った最後の1つも葉先が枯れ始めました。このままにすべきか?迷いますが、根の状況も気になるので、ついでに小さなポットに移し替えて見ましょう。
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恐る恐る、さし木を抜いてみます。
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残念ながら、他の挿し木と同じように根は生えず、カルスのまま。カルスから根が生える場合もあるそうなので、このまま様子を見ることに。
挿し穂を別のポットへ引っ越し
もし根が生えていた場合を想定して、新たな環境を用意していました。せっかくなので、こちらにお引っ越し。
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バラの挿し木用土の配合は前回とおなじで、
- 赤玉土(小粒)7割
- パーライト1割
- ピートモス1割
- もみ殻くん灰1割
の比率で作っています。
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根が出てないので、挿し木当初と同様に、水を張った鉢皿にポットを入れました。水切れしない様に管理します。
今日のMEMO
この記事を書く今現在は9月中旬。すっかり秋の気候になりました。気温が下がる9月からは挿し木シーズンに入るので、ダメ元ですが、このまま発根することを期待します。