つるバラ(羽衣)を挿し木で増やす|16日後の様子
つるバラ(羽衣)を植え替えたとき、剪定した枝を使って挿し木することにしました。挿し木につかう枝は、鮮度が命だと思ったのと、思いつきの行動でした。そんな訳で時間もなく、きちんと調べず、何となくやっています。
決行日は2022/02/25日。果たしてこの方法と、この時期で、うまく根出しするのでしょうか。
>>つるバラ(羽衣)を地面から掘り出し15号のデカイ鉢に植え替えた
選定した枝からバラを育てる
挿し木用に使う枝として選ぶポイントは・・この時点のわたしの知識ではまだ分かりません。
わたしは「太い枝・細い枝・ツボミ有り無し」などをそれぞれ適当に選ぶことにしました。実際に挿し木をやる知人から後で聞いた話ですが、ツボミがある方が良いとらしい。
そして土に挿す枝の先端は斜めにカットする。理由は断面を広く確保して、水をたくさん補給しやすく促すためです。では実際にやってみることにします。
バラの枝を水につけ置きする
先程切り取ったつるバラの枝を、水につけ置きです。わたしは約1時間ほどつけ込みました。
ベッドの準備
挿し木用の環境を作る。
- 先ずは、鉢底シートを敷く
- 鹿沼土を入れる
- 土に水を吸わせる
- 枝を挿す
- 完成
の手順。
土は鹿沼土がよい理由
挿し木に適した土は、排水性があり、栄養の無い土が望ましいそうです。枝自身の養分を使って成長させ、雑菌防止のためにもその方が良いとのこと。土を入れたら、土の汚れを取る作業をすると良いそうです。
土の泥を洗い流す
シャワーホースを使って土を洗い流すと、淀んだ水が出てきます。切りがないので、ある程度で止めました。ちなみに鹿沼土は「土」ではなく「石」とのこと。
土に枝を挿し給水
先程、湯呑につけ置きした枝を挿し、水をたっぷり与えます。セオリーでは、発根促進剤(ルートン)を、枝の切り口に塗ると雑菌の侵入を防げ、根が出やすいそうです。わたしはいつものように、そのままで挑むことに。買おうと思っても、つい忘れちゃうんですよね。
完成
先代の挿し木とのツーショット。時期はまだ朝晩の冷え込みが残る季節です。なので家の中で過保護に育てることにしました。
皿の水を常に満たす
バラの挿し木のポイントは、
- 水はけが良く、栄養の無い土に
- 枝を挿す
- 土を常に湿らせて置く
と一般的にいわれています。
今回わたしは素焼きの鉢を使ったので、水の乾きが速と思われます。テラコッタの鉢が水を吸って蒸発するので、常に綺麗な水が維持されると言えそうです。水受け皿の水の量を定期的にチェック。水が失くならない様に努めました。
挿し木から16日経過
ツボミが芽吹いてきましたが、まだ油断できません。
水切れに注意
ここ数日忙しく、挿し木の存在を忘れてしまい、受け皿の水も、鹿沼土もすっかり干上がったことがありました。慌てて水を与えから耳を澄ますと、パチパチと土に水が染み渡る音が聞こえるほどの渇き。
しばら経ってから受け皿を確認すると、また水が減っていたので更に水を足しました。水切れ防止のためには、たくさん水をためられる水受け皿を用意した方がよさそうです。
今日のMEMO
経過観察していきます。