バラのさし木に適した穂木が無い|枝から生えた葉の角度は重要

バラを増やす

バラの挿し木を成功させるにはコツがありました。それは、挿し木に適した穂木を選ぶこと。バラ栽培の書籍を参考に挿し木するつもりでしたが、残念ながら前回に引き続き、今回も適した穂木がありません。それでも出来るだけ理想的な穂木を使い、やるだけやってみることにします。

挿し木用の穂木に成長するのを待つ

挿し木用の枝の選び方

挿し木用の枝選びについて、バラ栽培の本によると以下の通りでした。

  • 病気が出てない、健康なものを選ぶ
  • 開花中か、つぼみがほころびかけた枝
  • 太い枝よりも、直径2~5mmくらで充実した枝
  • 若くてやわらかい枝は発根しにくい
  • 果実をつけた枝も発根しにくい

この様な枝が挿し木として向いているそうです。

この記事を書く今は9月中旬。丁度ひとつだけツボミをつけた枝を発見。ところが枝は若く細い感じ。花屋で売っている様な、真っ直ぐな枝ではないので、理想的な穂木がつくれるのかが心配でしたが、明日からは台風による悪天候の予報。今日しかありません。なので開花中の枝を使ってやることにします。

枝から生えた葉の角度は重要|穂木の選び方

バラの挿し木用に使う枝のポイントは、それだけではありません。結論としては、枝から生えた葉の理想的な角度が重要。アルファベットの「Y」の様な形を選ぶこと。今回わたしは実際に、「T」や「↑」の形状の枝をつかい、挿し木する最中に気づきました。それをふまえて記事を読んでみてください。

フラゴナールを挿し木|2022/09/17

花が咲くのを待つ

花ビラが満開になるまで待つことにします。「>>当フラゴナール」は今年の2月に庭から鉢上げし、今年はまだ一度も花を咲かせてなかったので、どんな花だったのか?確認もかねて咲かせることに。

なぜ花が咲いた枝がいいのか?

なぜ開花中か、咲き終えた枝をつかうのか?の理由は本に記載されてなかったけど、おそらく、バラは花を咲せるために、かなりの養分が、この枝に送られているからだと思います。つまり枝に養分の蓄えがあれば、発根しやすいのでしょう。

挿し木当日の天候をチェック

今回は朝の8時前後に決行。これからしばらく雨模様。日中は30℃になる予想ですが、体感的にはそれほどでもなく、個人的には涼しさを感じながら、このブログを書いています。7月8月に比べたら挿し木日和です。

株から穂木を取る

枝は途中、別れていて、理想的な状態ではありません。

何とか使えそうな穂木が3つほどありそうです。

穂木をそれぞれ適当な長さに切りながら、水を張ったバケツに落とし、5〜30分程度、枝に水を吸わせます。ちなみに今回は、発根促進剤(メネデール)を入れました。

用土は前回と同じ。5号ポットを使います。そして挿し木用土をポットの中、3分の1の高さ程度入れる。鉢底から茶色く濁った水が透明になるまで水をかけ流します。わたしは水をかけると水が溜まって流れでません。なのでポットの裏の穴に指を軽く押し込むと、詰まりは取れ、茶色い水が流れ出しました。

>>夏の時期にバラの挿し木に初挑戦

前回挿し木したときに使わなかった発根促進剤ルートンを、今回はつかってみることに。

枝から生えた葉の角度について|トラブル発生!

わたしは、用意したポットの土にドライバーで穴を開け、枝先にルートンをつけてから、開けた穴に挿し穂(枝)を刺してみました。ことろが、葉の角度が「への字」の様な形のため、土にうまく刺さりません。

しかたなく土を増やし、鉢の上の方まで土の高さを上げて、刺す場所や、刺す角度を斜めに刺したりしながら、枝が刺さる工夫をし、事なきを得ました。何度か枝を抜き差ししたので、枝先の細胞が心配です。

葉が土に触れない様に、一部の葉を切りました。

繰り返しますが、穂木が「傘の様な形」をしているせいで、枝を垂直に刺すと、葉がポットの縁に当たって枝が浮いてしまいます。仕方なく土を増やし、刺した枝の先端が、土から浮き出ないようにしました。それでもうまく刺さりません。最後は枝を斜めに刺しています。なので出来るだけ「Yの字」の形の枝を選んで使いましょう。

挿し木した鉢を置く場所

挿し木した鉢は、雨風に当たらなく、直射日光を避けた場所がよいとのこと。

我が家では玄関しかないので、前回挿し木した鉢と同じ場所で管理します。

心配なことは葉に黒い点があること

挿し木に適した枝選びの中に「病気が出てない健康なものを選ぶ」とありましたが、黒い点や、葉の縁が茶色い葉をつかったこと。黒星病なのか?は断定できないし、これしかないので実験的に使用しています。

と思ったけど、失敗の可能性は避けたいし、他の挿し木に移る心配もあるので、この日の夕方に、葉を切りました。

花の香りを堪能

挿し穂にした枝に咲いた花を捨てるのは忍びないので、今回も小さな花瓶に生けて香りを堪能することに。

花一輪にもかかわらず、思いのほかバラの香りが漂います。個人的な印象は、昔懐かし昭和の石鹸の様な香り。短い命ですが、玄関を彩ってくれました。

今日のMEMO

挿し木につかう枝の花の状態と、涼しい時間帯などにばかり気を取られ、枝から生えた葉の角度など、目から鱗、寝耳に水でした。こういう失敗が次への成功につながっていくので、何もしないよりはよかったと思います。とはいえ出来れば、このまま根付いてほしいところです。

▼続きの記事
>>バラ・フラゴナール挿し木に失敗|6つの可能性

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