【バラ挿し木2月下旬〜】失敗の理由5つを検証
地植えのつるバラを移植するときに剪定した枝を使って挿し木したのは2月下旬。結論からいうと、4月上旬に全滅です。いったい何が原因なのでしょう。
1. そもそも挿し木適期じゃない?
冬にバラを挿し木することを『休眠差し』というそうです。その適期は12月〜1月の頃。今回わたしが挿し木したのは2月27日。すでに気温は温かくなっていた時期。
2. 挿し木に適した枝の選別に失敗
挿し木を成功するには、「適した枝の太さ」の選別が必要でした。おおよそ3mm〜7mm。すこし細すぎた様です。
後で知ったことですが、今回挿し木として選んだ枝の太さの中で、適した太さは2本だけ。その内の1本から芽吹いているので間違えないと思います。その他は全部、ひょろっとした細い枝ばかり。
言い訳ですが今回の目的は、バラを別の場所に移動すること。その過程で枝を選定しています。ぶっちゃっけ、この時点に置いて、まさかバラを本格的に育てるとは考えていませんでした。でもせっかくの機会だし、物は試しということで、詳細には調べずにトライしています。
3. 水を切らさない
バラの挿し木のセオリーとしては、水を切らさい様に管理すること。
わたしはすり鉢状の鉢植えの下に皿を置いて、お皿に水を入れて育てることにしました。ところが何度か鉢底に敷いた水受け用の皿の水が、無くなったことに気づかないことがありました。しかも3月でも日中部屋の気温が高い日も。枝にとっては過酷な条件だったことでしょう。
4. 初根促進剤について
挿し木アイテムとして人気の高い、枝に直接塗るタイプの初根促進剤(ルートン)は使ってません。その代わりに栽培の途中からですが、薄めて使う初根促進剤(メネデール)を使用しています。
5. バイ菌に汚染されていたかも?
挿し木した枝が次々とダメになりだした当時、枝の根本を確認すると、白カビの様な物を発見。
わたしは職業柄、夜型生活になる期間があったりします。このとき昼間カーテンを締め切って部屋は真っ暗。カビが生える条件とは、温度・湿度・栄養源の3つです。そして日照不足がカビの発生をうながしたのかも知れませんね。これはあくまでも推測です。
今日のMEMO
今回はダメ元と、鉢上げついでにやったバラの挿し木でした。意外に上手くかと思ったけど残念な結果になりました。バラの挿し木は難しいと聞いたことがありますが、正しい知識が必要だと身を持って体験できました。こりずにまたリベンジしたいと思います。