「ローズフォーエバー」は初心者でも育てやすいミニバラだった
今回わたしは「ローズフォーエバー」という名前のミニバラを店頭にて買いました。特徴はその名の通り、小さな花がびっしりと咲く花です。まだ小さな蕾が開花を待つ状態だったので、長く楽しめそうな気がします。
購入日は5月11日。
「ローズフォーエバー」管理のポイント
この鉢にはローズフォーエバーについての情報が書かれていたので、ネット検索してみると、メーカーサイトがヒットしました。どうやらローズフォーエバーというブランドの薔薇を生産している様です。そこに育て方が乗っていたので、ざっくり書き留めておくことにします。
開花時期 | 四季咲き性 |
耐性 | 耐寒性楽葉低木 |
最低温度 | −5度以上 |
水やり | 土の表面が乾いたらたっぷりと |
置き場 | よく日の当たる場所(真夏は風通しのよい戸外) |
剪定 | 花が咲き終わったら3分の1程度の高さで切り戻す |
こんな感じでした。
バラは太陽と風を好むので戸外に移動|害虫対策を
当ミニバラはミニバラとうだけあって、小さな花を咲かせます。買ってきたばかりだし、常に目に触れる室内に置きたいのが心情ですよね。わたしは2・3日の間、鑑賞するため、リビングに置いて様子を観察していたら、どことなく元気がない様に見えたので、外で管理することに決めました。
先日、鉢上げしたバラの木に虫がたかっていることが気になったので、害虫全般に効果実証済みの殺虫剤をまくことにします。
害虫を寄せ付けないようにする
我が風ノ丘の庭では数年前、「コガネムシ」や「カイガラムシ」が大発生した時期がありました。そのときに効果を発揮したのが「オルトランDX」でした。今回も期待を込めてミニバラの土に、パラっと撒くことに。
翌日の朝のパトロールで、虫が横になっているのを発見。恐らく「チュウレンジハバチ」の仲間だと思われます。
チュウレンジハバチによる被害の特徴は、
- 成虫が若くやわらかい枝に産卵管を差し込んで卵を生む
- ふ化した幼虫は集団で若い葉を食害する
対処法は、見つけしだい捕殺する。幼虫が集団でついている葉はむしりとり処分する。
以前は見かけた記憶がなかったチュウレンジハバチですが、バラ栽培を始めてから、頻繁に見かける様になりました。以前、コガネムシが発生した風ノ丘の生垣の葉にも、この虫がとまっていたので、前からいたのでしょう。
蕾の調整で元気な花を見る
今回購入したミニバラは、1つのふさに次々に花芽がついていました。全部を咲かせると、養分が分散してしまい、綺麗な花を咲かせづらい。また、同じ房に花芽がたくさんある状態は、風通しもよくありません。
そして、一度に花が咲くよりも、順番に咲く様にすれば、開花時期を楽しめます。まだわたしはビギナーですが、思いつきで房の摘み取り作業。これも経験。
そしてバラの体力を奪わない様、咲いた花は出来るだけ早く摘むのが基本。咲終えた花柄を摘みました。
花が咲き終えたので葉を切り戻し
花は意外と早くダメになりました。
まだ花は咲きそうですが、思い切って枝葉が3分の1になる様に切りました。たしかにまだ花芽をつけるかも知れませんが、諦めてばっさり剪定すれば、後でたくさん花が見れるでしょう。少しもったいない気もするけど、これがバラにとって最適な処置。次の開花に期待がふくらみます。
ミニバラの葉に白い粉が付着|水と薬で対処
剪定作業から数日経ったある日、いつもの様にバラ達をパトロールしていたら、ミニバラの葉に白い粉がついているのを発見。おそらく「うどんこ病」だと思われます。
例のごとく対処法について、購入したバラ栽培の書籍をチェック。
■症状
- 葉の表面には白い粉をまぶした斑点ができる
- 葉の裏には赤い斑点ができる
- 葉の縁(ふち)が内側に巻き込む
- 葉の葉面はちじれた様にでこぼこになる
- 若い葉にできやすい
これは間違い得なく、うどんこ病。そして対処法も書かれていました。
■対処法
- 病気になった葉を水洗いする
- 薬剤散布は、胞子を洗い流す様にたっぷりかける
- 薬剤は週一程度
開花調整も兼ねて、病気にかかった若い枝葉をハサミで剪定します。
ちょうど数本伸びた枝の先に、蕾がついていたので、カブを充実させるためにも枝を切りました。
白い粉がついた葉を指先でつまみ、粉を落とす様にぐりぐりしながら粉を落とします。はじめての経験ですが、意外と粉は取れてくれました。そして、鉢を横に倒しながら、シャワーヘッドつきのホースで、葉の裏目掛けて水を噴射。
続いて、バラ専用の薬剤を噴射。対応して置きました。
切り戻しから開花
葉を切り戻したのは5月22日。再開花したのは、約1ヶ月後の6月27日。実は当ミニバラを、5月11日に購入してから再開花した6月下旬まで、一度も追肥してません。たしかに花つきはよくないのでしょう。でも葉は青青として、いたって健康そう。
ローズフォーエバーの取説によると、「剪定と鉢替え後に肥料を与える」とありました。いい加減そろそろ追肥した方がよさそうです。その前に、購入したら直ぐ、鉢増しすればよかったと思いました。時期をみて、やってみるつもりです。
今日のMEMO
今回、初めてローズフォーエバーを育ててみましたが、太陽の光をたっぷり与え、風通しのよい場所に置き、水切れしない様に育てれば、追肥なしでも丈夫に育つことがわかりました。あとは、綺麗で丈夫な花を咲かせるられる様になることです。