夏に黄化して成長が止まった鉢植えバラの翌年
春に購入した新苗の葉が黄色く枯れてしまい、新芽が出なくなりました。一緒に買ったバラの苗や、庭から鉢上げした株の様子など、翌年6月の様子をお伝えします。
去年黄化したバラは成長中|2023/06/30
今回、葉が黄化したバラは、前年の春に購入した鉢バラ。同じ時期に買った他のバラも同じ場所で管理していたけど、当バラだけ成長がストップ。全く芽吹かない。
▼なので鉢増しをして土の量を多くすることで根を熱から守ることにしました。
>>【8月のバラ】葉が枯れた様に黄色い〜対処後も変化なし|鉢増しで様子見
▼その結果9月に入ると新芽が出て再生。
>>夏のバラの葉が黄色く枯れてから秋に再生
その後、翌年の2月に枝を詰めました。
▼今年の2月に剪定。
>>鉢植えバラの冬剪定|新苗1年目の冬
そして越冬し、翌年の春が過ぎた6月下旬の様子。
いまのところ、黄化した葉も無く、これといった病気も出てません。
バラの芽かきは適量に抑えた
春になってバラに新芽が出たら芽摘みをするといわれています。今回わたしも一番最初に出た芽を摘みました。でも必ずしもやる必要はないという話しも知ったことや、株の成長のために葉を多く残すことで光合成を促せる理由もあって、株元にも多く葉を残しています。
葉が込み合っていると害虫の住処になったり、風通しが悪くなるからではありますが、去年とは違うやり方をすることで、また違う結果が見たいからです。
枝が細長いバラは支柱を使う
上に伸びやすい品種のバラに対しては、枝が風で折れない様に、また支柱を使いました。
当ハリーエドランドも最初に芽かきをやっているので、枝葉が少ない状態です。今年はベーサルシュートは出てません。
▼ローズオオサカ・ハリーエドランドの開花。
>>バラの新苗が10月に開花|剪定の位置や冬に向けて
ミニバラは株分けできる
ミニバラは、一株ではなく複数の株を寄植えしてあるそうです。
当ミニバラを確認すると、二株の寄植え。なので株の成長のためには個別で育てるべきでした。時期が来たらやってみたいと思います。
ちなみに、今年の春に咲いた花の数は数輪程度。育て方が間違っているのでしょうか。
▼ローズフォーエバーの購入当時。
>>「ローズフォーエバー」は初心者でも育てやすいミニバラだった
鉢上げしたバラは順調
庭から鉢上げした当バラは、株がしっかりしてるので順調です。
去年は極力、花を咲かせず、株を充実させることを優先してきたけれど、今年は徐々に花を咲かせています。
こちらも去年ほどのツボミはついてません。
▼フラゴナールは挿し木に不向きです。
>>バラのさし木に適した穂木が無い|枝から生えた葉の角度は重要
つるバラは順調|春に大量の花が開花
地植えしてあったつるバラも、去年の春に鉢上げしています。こちらは春に花をたくさん咲かせてくれました。
6月下旬の現在は、他の鉢バラとは違い、去年育てていた家の東側に移動。土の地面なので輻射熱は大丈夫かなと。そしてつるバラなので壁に這わせることも検討中。
▼5月の羽衣の様子。たくさん開花。
>>庭の「つるバラ」を鉢上げ〜翌年春|長い根は切ってもOK
瀕死のバラも命拾い中
その他にも庭に地植えしてあった、名前の分からないバラも、何とか成長中。
当時の姿は、高さ20センチ程度の株に葉が数枚程度。やっと生きている感じでした。
実は鉢上げしてから、一度、枝が全部とろけてしまったけどその後再生しています。そして今年、新たに生えた芽が伸びて今の状態で花目はつかず。今後も株を充実させることを優先に育てるつもりです。
▼もしかしたら、台座として使っていたイノバラの可能性も。
>>元気がない地植えバラを鉢上げから1年後
今日のMEMO
バラは生命力が強い植物です。バラに適した環境に移すことで、再生することが分かりました。一度ダメになったとしても、諦めずに管理していきましょう。