バラの葉に黒く丸い模様が出来る理由

夏のお手入れ

毎年バラの葉に現れる黒い斑点。今年は6月まで順調だったけど、7月に入ると、遂に出現。

症状の説明・原因・対処法・予防について

症状の説明

上の画像は、病気の兆候を示す葉の状況です。

  • 葉が黄色く変色
  • 黒や濃い緑色の斑点が見られる

考えられる原因

これは典型的な 黒星病(黒点病、Black Spot) の症状。バラによく発生するカビ(糸状菌)による病気で、湿度の高い環境や風通しの悪い場所で広がりやすいとのこと。

対処法

  1. 感染した葉を取り除く
    • 病気の葉をすぐに剪定し、周囲の健康な葉に広がらないようにする
    • 剪定後の葉は地面に放置せずに廃棄(燃やす、密閉して捨てるなど)

  1. 風通しを良くする
    • 葉が密集しすぎないように剪定し、湿度がこもらないようにする

  1. 薬剤の使用
    • 市販の「黒星病防除用殺菌剤」(ベンレート、ダコニール、サプロールなど)を使用すると効果的
    • 予防的に散布するのも効果的

  1. 水やりに注意
    • 葉に水をかけず、土の根元に水を与えるようにする
    • 朝に水やりをすることで、日中に葉が乾きやすくなる

今後の予防

  • 定期的に葉の裏もチェックする
  • 定期的に殺菌剤を散布する
  • 落ち葉はこまめに片づける

病気の葉を落とす|2025/07

ちなみに、この葉が黄色くなった部分は、病気によるものではなく、生理的なものだと思われます。

上の画像の、手に持っている葉は黒星病。専門家じゃないので分かりませんが、右側の葉は黒星病とは違う気がします。

画像のバラはフラゴナール。株元の葉をよく確認すると、黒星病がありました。なので、下の古い葉を一掃しました。

葉を全部取り除いても、いずれ生えてきます。今回もリセットしです。

鉢植えバラ半日陰栽培の改善

今現在、我が家の鉢植えバラを置く環境は、背面に生け垣、木漏れ日が差す条件で栽培中。理由は、夏の酷暑から株を守るためでした。そして我が家の半日陰は、病気が発生してしまう条件となってる。これを改善しなくてはいけませんね。

今日のMEMO

そんな分けで今後、直射日光から根鉢を守りつつ、ジメジメせず、風通しがよい条件を考えてみようと思います。

>>夏に黄化して成長が止まった鉢植えバラの翌年
>>鉢植えバラの夏バテ対策|涼しい場所を温度計で探す

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