房咲きバラの花の管理

夏のお手入れ

1つの花茎に複数の花を咲かすバラを房咲きといいます。これを自然のままに咲かせた方がいいのでしょうか。

つぼみの数を自分好みに調整

房咲きのバラをそのままにして置くと、つけたつぼみの数だけ花を咲かせます。そしてつぼみの数が多い分、花は大きくなりにくく、養分も使われてしまう。大輪を咲かせたい、あるいはカブへの負担を和らげたい場合は、つぼみの数を減らしてみてはどうでしょう。

バラのつぼみは早い内にピンチ

一房に咲かせる花数の調整をする場合、まだつぼみが小さい内にピンチする方が、残るつぼみは栄養を独り占めできるので、早い方がいいです。今回わたしは、自然に咲かせた房や、ある程度つぼみが育ってから切った房と様々。

一房に3つのつぼみがついたので、真ん中のつぼみを切ました。

駄目になった花の剪定

花がダメになった明確な原因は分かりませんが、病害虫・肥料過多・薬害などの他に、バラの花は雨に当たると駄目になることもある様です。今回、雨の翌日に当バラを観察すると、一部ダメなつぼみを発見。残されたつぼみに悪い影響が出る前に、栄養が生き残ったつぼみに行き渡る様に切ることにします。

葉の下のつぼみを切る

ちょっと分かりづらいですが、枝葉の中や下につけたつぼみが葉を押し上げていたので切ました。枝葉を切って花が見える様にするよりも、葉数が減ることを避けました。目先の損得より長期的視点が大事だからです。

今日のMEMO

今回の日付は2024/06/01。現時点でついているつぼみが無くなると開花は次回まで、しばらくお預けとなるでしょう。一房にたくさん花がついた状態もいいけれど、次々と花が咲くように開花調整的なつぼみのピンチもありかと思います。

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