黒点病になったミニバラを再生させる方法
7月下旬、黒点病でボロボロになったミニバラのローズフォーエバー。ある処置をしたところ、その後、見事に花を咲かせるまでに回復できました。
▼前回の記事。
>>バラが黒点病になる理由
ミニバラの枝を全部詰めてから1ヶ月で開花まで再生
タイトルの通り、ミニバラの根本の枝を残しつつ、それ以外の枝と葉を全部剪定したところ、1ヶ月経つころには復活を遂げました。
ローズフォーエバー|BeforeAfter
Before|2023/07/27
葉はもっとフサフサしてたけど、黒点病にかかった葉を取り除いていくうちに、葉の数は減りました。
支流となる枝を残して後は全部切っています。既についている蕾から葉に転回する予定。ちなみに今回は、枝の中心を高く、外側を低く切っています。葉が生え揃うころを想像しながら枝を切るのも楽しみです。もっと短く詰めても大丈夫。
after|2023/08/30
剪定から1ヶ月経つ前には蕾をつけ順次開花。最初の一輪目は既に剪定済み。
黒点病らしき黒い点は、ほぼ見当たらなくなりました。
全剪定から復活までについて
再発防止として
全剪定をしたらバラ用の薬を使って消毒をしておきましょう。どこに菌が付着しているのか分かりません。せっかく全剪定したのに、また病気にかかっては元も子もない。感染防止しておく方が無難です。
鉢植えの置き場
全剪定をし、葉がついてない状態なので、無理に日に当てる必要はありません。わたしのケースでは夏真っ只中でした。鉢の温度が上がって根を傷めないよう、西日が当たらず、日中は木漏れ日が射すシンボルツリーの樹の側に置きました。
水やり
スリット鉢の切れ目から、土の乾き具合を確認して、水切れしてば、朝に水やりをする。我が家の場合、午後は半日陰な場所だけど、午前中は直射日光が当たる場所でもあるので、水やりは1〜2日置でした。
市販のバラ消毒スプレーの感想
また黒点病にかからない様に、定期的にバラの消毒薬を散布しておく必要があるでしょう。とはいえ実際、市販のスプレータイプの消毒薬を使っているものの、なんとなく効果を感じられないのが、正直な感想です。
個人的には恐らく、葉に薬液が展着しにくいからだとみてます。というのも、購入したバラの葉をよく見ると、白くなっていることがあったから。そして購入時は健康でした。自分で展着剤を配合した消毒薬が良さそうです。でも鉢の数が少ないので、どうしたものか・・
今日のMEMO
黒点病にしろ、葉の黄化にしろ、バラは全剪定すると復活する強い植物です。諦めず試行錯誤していきましょう。経験は必ず身になります。
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