バラの芽かきの勘違い|枝先から下の芽を全部摘だ件
バラの芽かきの1つとして、「1つの節に1つの芽を残す」ことがあります。にも関わらず、今回わたしは、枝の先端の芽を残し、それ以下の芽を摘んでしまいました。失敗談も情報。せっかくなので記事にします。
新苗2年目の芽かき|2023/03/22~27
▼今回芽かきするバラは、2022年(去年)の春に購入したバラの苗。
>>バラ新苗の鉢替え|肥料少なめの土で失敗しない
ローズオオサカ
先ずは2つに別れた枝と枝の間から生えた芽を摘むことにします。これは初心者でも分かりやすい判断でしょう。枝同士がぶつかってしまうし、風通しを良くするため。
その他の芽は、光合成のために葉を多く残すべきか?それとも枝先の芽の成長を優先するべきか?迷ったので、とりあえずこのまま様子を見ることに。
5日後。何を思ったか、枝先についた芽を成長させるために、枝先の芽から下についた芽を全部、摘むことに。(画像中の青丸の部分)
時期は3月下旬。とはいえ朝は冷え込む日も。何かアクシデントが起きたときの保険として、先端の芽の直ぐ下の芽を残して置くことに。あとは実験も兼ねて。(画像中の青丸の部分)
ハリーエドランド
こちらは枝の先端付近から、4つの芽が出ています。わたしは最終的に、どれか1つを残すことをイメージしました。
5日後。わたしは画像中の青い矢印を残して赤い矢印の芽を摘むことに。そして新芽が芽吹く時期に剪定すると、切った箇所の修復に養分を奪われてしまうので、バラの成長にとっては良くないそうです。でも最終的に❶の枝を切り落としました。
ついでに枝から出ていた芽も摘みました。芽が極端に少なくなったので、もしかしたら株元からベーサルシュートが生えてくるかも知れないからです。
フリュイテ
芽の状況
- ❶は芽が伸びると邪魔。風通しも悪い。
- ❷の芽は下過ぎる。
- ❸大きく立派な芽が生えている。枝と枝の間から生えている。
- ❹このまま伸ばしても芽は邪魔にならいない(サイドシュート)。株元からベーサルシュートが生える可能性あり。
- ❺の枝先端の芽を伸ばす予定。
芽摘みした箇所
- ❶と❷と❹
※(画像中の番号は画像ごとに変わる。共通ではない)
5日後。先ずは❸はこのまま伸ばす予定。もし❶を残すなら❹の芽摘みが必要。もし❹を残すなら❶を摘みが必要。
葛藤
- ❷の芽を育てる=バランス的に理想。
- ❷を育てると❹の方法へ枝が伸びたときにぶつかってしまう。
- そうなると❸を伸ばす方がいいけど見栄えは良くない。
- もしカブ元からベーサルシュートが生えてくると邪魔になる。
結論
思い切って❷を育てるために❸を摘んだ方が後々良いと判断。
バラ大苗の芽かき
フラゴナール|庭から鉢上げ2年目
同時に庭に植えていたバラの木を鉢上げした大苗の芽摘みをすることに。
枝の先端部付近の芽を残し、それ以下の小さな芽を摘みました。
5日後。他の苗と同様に、芽摘みする決心がついたので、枝先の芽を残して以下を摘みました。
バラの病気と害虫対策
3月中旬から4月上旬は菜種梅雨の時期。そして気温も暖かくなれば虫も活動開始します。なので病気と害虫対策として薬を使うことに。
今回は、吸い上げた薬効成分を根から吸収し、効き目が1ヶ月持続する薬品と、葉にスプレーを吹きかけました。同時に2つ使うのはどうなのか?と思うけど。
去年使った経験からすると、病気になってからでは遅く、そうなると効き目を感じられないので。なる前の対策が肝心かと。
▲名前が分からないバラの苗木。
▲つるバラの羽衣。まだ芽かき前なので葉が生い茂っています。
バラの芽出し肥料は3月下旬では遅いのか
バラの花つきを良くするために追肥が必要とのこと。時期は2月中旬〜3月初旬の間でした。いま時期は3月下旬。既に芽吹いてしまったけど、これから追肥することにします。わたしは、効き目がゆっくりな緩効性肥料として、遅ればせながら油かすを追肥。
今日のMEMO
「3つ出る芽の内の1つを残す」ことに気を取られてしまい、肝心なことを忘れていました。しかもなぜか芽は1つしか出てません。まだ時期は3月下旬なので、これからまた芽吹くはず。1節に1芽を意識して育てることにします。