鉢植えバラの置く場所を移動|季節は秋から冬へ

秋のお手入れ

秋も深まり、西日の強烈な日差しも和らぐ季節になったので、バラの鉢植えを別の場所に移動することにします。

バラに太陽エネルギーを充電させる

春〜夏〜秋の初めのころは強い日差しや暑さによってバラがバテない環境に置くことが重要でした。ですが秋も中盤に差し掛かる頃になれば暑さも和らぎます。もしかしたら逆に、1日に必要な日差しの量が足りなかったり、日陰になっているせいで、鉢の中の水分が停滞してしまうことがあるかも知れません。なのでなるべく太陽の光が当たる場所へ移すことで、バラにエネルギーを充電させ、株を充実させてあげましょう。

バラの鉢植えを日当たりの良い軒下へお引越し

わたしが育てるバラの鉢植え達は、午前中〜お昼過まで直射日光が当たる家の東南側に置いています。ここなら夏の強い西日が避けられ、強風からバラ達を守ってくれています。ですが秋も終わりを告げるころの家の東南側は、薄暗い時間が増えてきました。そしてわたしの住む地域は冬になると霜が降りるので、少し早いですが、時間がある今のうちに、鉢植え達を家の軒下へ移すことにします。

バラの鉢の下から根が地面に伸びていた

地面に直置きしていた2つのバラを移動させようと、鉢を持ち上げたら、根が土に伸びていました。バラは冬〜春までの休眠期に入れば根を動かしても問題ないので、真冬の時期まで待った方が無難なのでしょう。わたしは、どうしようか?迷いましたが、このまま霜に当てるよりは移動させた方がいいと考えて、鉢を上に持ち上げて根をちぎりました。

▲ハリーエドランドという品種。びっしりと地面に伸びていた根をビリビリ剥ぎ取りました。

▲ローズオオサカも鉢から伸びた根を剪定鋏で切りました。根を切ったので、株に何らかの影響があるかも知れませんが、枯れることはないでしょう。本来バラは強い植物なので大丈夫と信じます。

バラの鉢植えを家の軒下へ移動

一日中、日差しが当たる、家の南側の軒下へとバラを移動させました。もともと置いていた場所よりは風の影響を受ける所ではありますが、ここしか他にないので。そして家の北側は日陰なので避けた方がいいとのこと。

この記事は11月29日に書いていますが、バラの下葉は黄色く枯れているものの、上の葉はまだ光合成できる感じです。最後の最後までしっかり日差しを充電。

真冬の地面からの底冷え防止用に鉢植えの下にまくら木を敷きました。

鉢植え冬対策はまだ検討中

鉢植えの冬の寒さ対策は他にもあるようです。

  • 鉢に「ビニール」などの防寒用具を巻く
  • 「寒冷紗」で鉢植え全体を包む
  • 「一回り大きなサイズの鉢」の中に鉢入れて隙間に土を入れる
  • 「発泡スチロールの箱」に鉢を入れる
  • 「地面に穴を掘り」鉢を入れる
  • 霜雪雨風が当たらない「小屋」を作る

など様々。自分にあった方法を試してみてはどうでしょう。

今日のMEMO

本来は、10月中旬辺りのもっと早い時期に移動して置くべきでしたが、バラの夏バテがトラウマになってずっとそのままでした。そしてわたしは他にも鉢植えの植物を栽培していますが、これと言って冬対策をしなくても、ダメになった植木はありません。鉢植えのバラもそのままでも大丈夫な気もしますが、念の為、やれることはやって置くことにしました。

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