2月下旬『つるバラ』を鉢上げしたい|伸びた根は切っても大丈夫だった
つるバラを地面から掘り出して、大きな鉢に移し替えました。その際、広く生え広がった根を切ったので、もしかしたら枯れてしまうかも知れれません。そんな心配はもありましたが新芽を確認。何とか生きながらえた様です。
つるバラ(羽衣)を地面から掘り出し鉢上げ[2022/02/26]
わたしは庭の一部をリセットするため、高く伸びたつるバラを鉢へ移すことを決意。その際、長い枝と根を切ってコンパクトに整えました。その後どうなったのでしょう。
>>つるバラ(羽衣)を地面から掘り出し15号のデカイ鉢に植え替えた
休眠期の根は切っても大丈夫
最も不安だったのは、鉢に入りきらない根を切ってしまったことです。バラの木を掘り出す際は、なるべくカブに近い部分の根を傷つけない様、カブから遠い場所をスコップでグリグリと切りました。
掘り出し後、根の回りについた土をシャワーで洗い流す際、白く細かい根も取れてしまったことも気になります。
上の画像は、鉢に入り切らない根を迷いながらも切った当時の様子。根が横に生え広がっているので、このサイズの鉢には入れず。仕方なく余分な部分をカットしました。
鉢に移し替えた2月26日は、わたしが住む地域では、冬と春が入り交じる微妙な季節。バラは本当に休眠しているのか分かりません。
続いて、気温も上がり春になった当つるバラは、どうなったのでしょう。
芽吹いたのは鉢上げから39日後[2022/04/06]
今か今かとほぼ毎日の様に、当つるバラを観察しました。すると鉢上げから39日後の4月上旬、ついに赤い新芽が出現。
芽が出たということは、カブは生きている証拠。恐らく大丈夫なはず。
日一日と大きくなっていくのは、ちょっとした喜びです。
上の画像は鉢上げから44日後。「鉢に入りきらなかった根の先端は切っても大丈夫」と言う結果となりました。
鉢上げから47日後は葉が開いた
鉢上げから47日後の本日。やっと葉は開いてくれました。当つるバラは、何とか生きながらえた様です。
鉢上げした当つるバラの管理など
置いた場所は、日当たりの良い家の南側。3月とはいえ日中、季節外れ的に気温が高くなった日もありました。なのでわたしは土の乾燥を防ぐため、何度か水やりをし、適度な湿度を確保。
土の表面が乾いていても、鉢底まで乾いているとは限らないので注意した方がいいです。なぜならバラの水やり方法は、たっぷり水を与えたら、土の水分が完全に無くなってから水やりをするからです。そうすることで根は伸びていく性質がある。
そしてバラは葉からも水分が蒸散します。なので風が強い環境で育てる場合には「不織布」で覆うといいそうです。
わたしは当ブログのサブタイトルに「風の丘の庭」という呼び名をつけています。そんな高台の防風林も無く、寒風吹き付ける状況ではありましたが、何とか大丈夫でした。
『肥料焼け』が不安。まだどうなるのか分からない
カブは生きていることは証明されました。けどもう1つ不安なことがありました。それは土です。今回のつるバラの様に「根を大きく切った場合、栄養のあり過ぎる土だと肥料焼けを起こす」情報もあったからです。
そして今回作った土の中に動物性の牛糞堆肥を割増で混ぜています。また、「腐葉土や堆肥は完熟したものでないと植物の根を腐らせる」ことも後になって知りました。
今回バラ用の土として混ぜた腐葉土や堆肥が、どう作用するのかは分かりません。梅雨の長雨による根腐れも心配です。商品の品質を信じ、後は経過観察するまで。
今日のMEMO
今回わたしは初めて、当つるバラもふくめ、全部で3つのバラを鉢に移し替えました。他のバラの様子も合わせて、引き続きお伝えしていきます。バラの「芽かき作業」には適期がありました。来年は3月中にやろうと思います。