【鉢植えバラ】春の芽かき|摘む芽・残す芽

春のお手入れ

春はバラにとってとても大切な時期!芽かき(芽欠き)は、元気な株を育てて花数をコントロールするための重要な作業です。当記事の前半は、春のバラの芽かきのやり方を、後半は画像で解説します。

芽かきとは

バラの株元や枝から出てくる不要な新芽(弱い芽や混み合う芽)を取り除く作業です。これをすることで、株のエネルギーを必要な芽に集中させ、丈夫な枝・大きな花を育てられます。

いつやるの

  • 春先〜4月中旬頃(地域により差あり)
  • 新芽が5~10cmほどに育ってきた頃が目安。

芽かきのやり方(手順)

  1. 観察する
    • 主に根元や太い枝から伸びる新芽をチェック。
    • 弱々しいものや、内側に向かって伸びる芽を探す。
  2. 不要な芽を選ぶ
    • 明らかに細くて弱そうなもの
    • 枝が混み合う原因になりそうなもの(内向き、交差するもの)
    • 株の中心に向かって生えている芽
  3. 手で摘む or ハサミで切る
    • 芽の根元から手でポキっと折るのが基本(清潔な手で!)
    • 太めの芽や折れにくい芽は清潔なハサミでカット
  4. 残す芽を選んで育てる
    • 外向きに伸びて、太くしっかりした芽を残す。
    • 全体のバランスを見ながら「間引き感覚」で。

芽かきのコツ

  • 一度にたくさん取りすぎない。少しずつ数回に分けてもOK。
  • 元気なシュート(新しい枝)は残す。
  • 病気や虫がいたら、同時に取り除いて清潔を保つ。

我が家の春の芽かき|2025春

2025/04/14

混み合った芽や内向きの芽を芽かきします。

その前に、もし摘む芽や伸ばしたい芽が分からない場合は、極論、ボサボサに伸ばしてからでも遅くはありません。枝が伸びて、残す枝が分かりやすくなってからでも可能です。

>>【5月のバラ管理】早くも枝葉が密集|かなり遅いけど「不要な芽」を摘んでみた

芽かき前・ローズオオサカ
芽かき後・ローズオオサカ
芽かき前・ハリーエドランド
芽かき後・ハリーエドランド
ベーサルシュートになる芽・フリュイテ

ベーサルシュートとは、株元から太く真っ直ぐに伸びた勢いのある次世代の主枝のこと。もし分からない場合は、ある程度伸びるまで様子を見ることです。知らずに摘んではもったいないので。

挿し木したバラは、まだ株が小さいので剪定はしません。修復に栄養を取られてしまい成長に影響がでるので。もう少し成長してから枝を揃えることにしました。

>>挿し木したバラが2年越しに咲いた

今日のMEMO

春の芽かきは、不要な芽を摘み、伸ばしたい枝を選ぶ重要な作業です。

>>今年こそは鉢植えバラのカブを大きくしたい
>>バラの病気と害虫予防「ベニカXガード粒剤」使ってみた

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