バラ・フラゴナール栽培記録|鉢上げ1年目

四季のお手入れ

庭に植えてあったフラゴナールという名のバラを、鉢に植え替えた初年度の記録です。

わたしはこの時点ではまだバラ栽培ビギナーなので、試行錯誤しながらの記事になっています。

庭に植えていたフラゴナールを鉢に移し替えて育てる

2022年2月

フラゴナール鉢上げ
2022/02/10

ほぼ放置状態で、衰退気味のバラを再生するべく、地植えしてあったフラゴナールの鉢上げをしました。

根っこの細かい白ヒゲの無い状態から、どこまで成長をとげてくれるのか。

>>庭に植えた元気ないバラを鉢に植え替えてみた|復活を望み初挑戦

2022年4月

2022/04/18

鉢に入り切らない根を切ったので、どうなるのか心配でしたが、枝から新芽が出てきました。

2022年5月

余計な枝葉を取り除く|時期遅れの芽かき作業

バラ芽かき
2022/05/05

適切な時期に芽かき作業があることを知らずに放置したため枝葉が密集。カブ元や最初からあった枝から、新たな芽や葉がたくさん生えてきたので、樹形を整えたりしました。バラ栽培ビギナーであるわたしにとって、最初の枝選別だったので、この先どなるのか分かりません。

>>【5月のバラ管理】早くも枝葉が密集|かなり遅いけど「不要な芽」を摘んでみた

ベーサルシュート・つぼみのピンチ|1回目

2022/05/24

鉢上げしたかいもあり、ベーサルシュートが3本生えてきましたが、ベーサルシュートのピンチの正しい方法が理解できずに放置。結果、枝先が2つに別れてしまいます。1本にした方がいいと考えて、1本の枝をカット。

今年最初のベーサルシュートのピンチです。そしてバラ栽培ビギナーのわたしにとっても最初のベーサルシュートのピンチとなりました。

>>ベーサルシュートのピンチ|よい樹形をつくる

2022年6月

ベーサルシュート・つぼみのピンチ|2回目

2022/06/02

バラは剪定することで、勢いが増すようです。そしてピンチせずに伸ばしていた穂先のつぼみが膨らんできました。

鉢上げした株なので、株を充実させるため、当面は花を咲かせません。つぼみを切ることにします。でも小さなうちにツボミを摘んでしまうと、またツボミが生えてくるそうなので、ある程度大きく育ってから摘みました。

>>つぼみのピンチ|花を長く楽しむために

枝の整理

2022/06/13

根本付近の枝が混み合ってきたので、思い切って剪定することにしました。

同じ様に、余計な細い枝を切りました。(画像中央の枝)

枝の混み合いを整理すれば風通しも確保でき、害虫の隠れ家も無くせます。そしてなるべく枝の下の方の葉を増やしたい思惑も。

ベーサルシュート・つぼみのピンチ|3回目

2022/06/13

思う様に葉の数が増えませんね・・・いまは根を作っているのでしょうか?

ベーサルシュートは勢いのある枝なので、放って置くとグングン伸びていき、花芽をつけてしまったり、バランスが悪くなることも。この枝は他の枝に比べて高く伸び過ぎたので、穂先全部の枝ごと切りました。

穂先を摘めることで、栄養を行き渡らせて、ベーサルシュートの枝が太くなってくれることも期待。

2022年7月

ベーサルシュート・つぼみのピンチ|4回目

2022/0702

7月〜この時期は、1日の成長が本当に早いですね。4本の枝のうち、中央にある枝が、去年からある枝。残りの3本は今年生えてきたベーサルシュート。すっかり大きくなりましたね。

穂先の枝別れ・つぼみが大きくなってきたので、またピンチします。

一旦、つぼみを摘んだ後、「やっぱり枝の背丈が長いかな?」と思い直して、今度は下の方から枝ごと切ったりもしました。

害虫の被害かも?

ある日、枝をよく見てみると、奇妙な傷跡を見つけました。

購入したバラ栽培の書籍によると、「チュウレンジハバチの卵がついていた後」とのこと。

産卵のときにできた傷は、枝が成長するにつれて大きな割れ目になるそうです。ということは、枝の中に虫は潜んでないってことなのでしょうか?

あれだけ毎日パトロールしていたのに、一体わたしはどこを見ていたのでしょう。反省です。

とは言えご覧の通り、葉の色も青々として健康状態もよろしそう。多少虫食いはありますが病気の方は、ほぼありません。薬の効果が効いているのでしょうか?

夏の高温を避ける

当バラの鉢を置く場所はコンクリートブロック塀と石張りの床でしたが、輻射熱の影響か、新苗の株が弱ってきた様なので別の場所へ移しました。この年に買った新苗も移動しています。

>>【鉢植え】夏のバラ栽培|暑い日本の夏を乗り切るために

>>鉢植えのバラを石張りの床に置くのは危険

ベーサルシュート・つぼみのピンチ|5回目

今回の目的は、他の枝と同じ高さになる様にピンチすること。

やはりピンチをすると、穂先が二股の枝となって伸びてくる様です。

話はズレますが、どうしても壁にカメラのピントが合ってしまいバラはピンボケ・・・

ベーサルシュート・つぼみのピンチの繰り返しによって、枝の先端は成長しようとしています。ですがその反面、株元の葉数は中々増えてくれません。葉の数を増やすため、枝先のピンチ・つぼみのピンチだけにして、このまま少し放置してみます。

今日のMEMO

こうして何度かピンチしてみると、「あの時点で、あの穂先を摘んでもよかったんだなぁ・・」って分かった気がします。でも実際、穂先を自然のままに任せていたお陰で、バラの生育の流れを知ることも出来たので、それはそれで勉強になったかなぁ・・

まだ分からないことだらけですが、試行錯誤しながら知識を身につけたいと思います。

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