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庭に植えた元気ないバラを鉢に植え替えてみた|復活を望み初挑戦

2月のバラ鉢上げ
鉢植え

庭に植えてある元気ないバラの木を、鉢に植え替えることにしました。

  • バラ用の土として必要な材料をホームセンターにて購入。オリジナルで配合
  • 地植えしてあるバラの木を掘り起こす様子
  • 鉢へ植え替えの様子

わたしはバラ栽培ビギナーなので、バラに合った土作りはまだよく分かりません。そんな場合はバラ専用の土を使う方が便利なのでしょう。

ですが自作すれば土をたくさん使えるしリーズナブル。そして知識や経験値も積めると思うので、やってみることにしました。

バラに適した土を用意する

バラ用の土の材料

「バラに適した土」について調べると以下の材料がヒット。

  1. 赤玉土(中玉)
  2. 鹿沼土or 赤玉土(小玉)
  3. 牛ふんor豚ふん
  4. 培養土
  5. くん灰

この他に、「腐葉土」もしくは「ピートモス」を入れると、ふかふかになるらしい。

土を混ぜる道具

それぞれを混ぜるには、何でもいいから「器」が必要です。配合の比率(割合)を、分かりやすくする為にもあると便利。それとスコップがあると便利かな。

わたしは取り合えず上記した5つでチャレンジすることに。なるべく低コストで。

今回わたしが買った材料

今回買った材料は、

  • 赤玉土(中玉):298円(14L)
  • 牛ふん堆肥:398円(30L)
  • 花と野菜の培養土:398円(25L)
  • くん灰:448円(14L)
  • 鉢底用のアイテム:298円
  • 鉢(プラスチック製):598円

合計:2,438円

ちなみに、最初に行ったホームセンターよりも2軒めの方がかなり安かった。くん灰はどこも高い印象。「鹿沼土」は家に残っていたものをチョイス。これが後にヒヤヒヤ物となる。

一輪車が配合作業に便利

一輪車は色々と使えるので、庭いじりする人は、一家に一台あると重宝します。

薔薇用の土をオリジナルブレンド

さっそくバラ用の土をオリジナルで作ってみることにします。

  • 赤玉土(中玉):3
  • 鹿沼土or 赤玉土(小玉):3
  • 牛ふんor豚ふん:2
  • 培養土:1〜1.5
  • くん灰:1

さっきも言いましたがその他にも「ピートモス」や「腐葉土」を入れるとふかふかになるそうです。

実際に混ぜてみた

家にあった鹿沼土の残量が少なかったので、土の全体量が足りない予感がします。買いに行く余裕がないなので、鹿沼土以外を当てずっぽうの分量を追加で増量。

■全体の配合比率は

  • 土(赤玉など):6
  • 肥料(堆肥など):4

になるのが理想とのこと。

土がよく混ざるように、よーくスコップで混ぜ混ぜ。5:5の比率になったかも。

一応これで完成。

市販の薔薇専用の土の様にふかふかしてないけど大丈夫なのだろうか?ちょっと心配。

これでも土の量が足りない気がしたので、牛ふんを少し追加しました。もしかしたら栄養過多かも知れませんね。庭の土を入れようか迷ったけど、雑菌や虫や雑草の種などが混入したら厄介なので止めました。

バラを掘り出す

鉢上げするバラの品種

バラの名前は「フラゴナール」今回鉢上げするバラは、実際の写真が無いので、購入当時に張り付いていた札を撮影。

▼同年の9月に一輪だけ咲かせませしたが、サンプルとは全く似つかない色と形。
>>バラのさし木に適した穂木が無い|枝から生えた葉の角度は重要

バラの木を掘り起こす

 

 

太めの枝を残して余計な枝を切ることに。

後日調べると、主要な枝を残し、細い小枝は全てカットするそうです。これでよし。
 
今回はプラスチック製の鉢も買ったので、実際にスノコを中に入れて、合うかどうかを確認済み。今回わたしは、鉢底石の代わりに赤玉土を使用。主要な枝を残し、余計な枝を切断。

  • 枯れ枝は根本からカット(虫に住処を与えない)
  • 細い枝をカット(根に栄養が行く様に)

枝をどんな風に切るのかは分からず。調べてる時間も無いので適当。後日調べると、主要な枝を残し、細い小枝は全てカットするそうです。

なるべく垂直にスコップを差し込みました。根を傷つけない様に、木の回りをスコップでぐるっと一周。

木のサイズが小さかったので根の広がりもせまい範囲で。根の張りがよくなかったせいか、ホクッと楽勝に掘り出せました。

根についた余計な土を洗い流す

根についた土はシャワーホースを使うと、根を傷つけず、楽に土を落とすことが出来ます。

泥の跳ね返りに注意。

細かい根を除去

太い根に、白く細い根がついていました。それと、何やら白く丸い塊を発見。この白い根はバラの根なのか?それとも多年草の根なのか?不明。

試しに取ってみると、全く抵抗なくサラッと取れました。春になって芽吹いたら面倒なので念の為除去。この白い根の除去については、まだ実験段階。今後の行方は未知数。

>>庭に植えた元気ないバラを掘り出したら根に白いコブを発見

バラを鉢に植え替える

鉢底に水を溜めない

バラに限らず何でもそうですが、排水性を良くするのは鉢植えの基本。それと鉢底から土が漏れ出ないための処置をするとよいそうです。

今回、鉢底シートを探していたら「ピタッとスノコ」なるアイテムを発見!物は試しと購入。2枚組セットで298円。

今回はプラスチック製の鉢も買ったので、実際にスノコを中に入れて、合うかどうかを確認済み。

まずは鉢の底にスノコを敷く。

このサイズの鉢にスノコは若干サイズが大きく、内側に反り返って壁にフィットしました。

排水が良くなる様、スノコの上に赤玉土を盛ります。この時点で水をたっぷりかけました。それと、ブレンド土の量が足りなそうので赤玉土を使用しています。

ネット(網の袋)の中に「鉢底石」を入れたものを敷く人もいます。使い回せるように、今回わたしは、鉢底石の代わりに赤玉土を使用。

  • 赤玉土の上に、オリジナルブレンド土を盛る
  • ブレンド土の量は、バラの苗木の高さによって調整。
  • 「ウォータースペース」を考えて植える。

ウォータースペースとは?
鉢に水をいれたとき、鉢の上から水が溢れ出ないように、鉢よりも土の表面を低くすること。

根を傷つけない様に、土に棒を刺して土の隙間をなくす。

更に鉢を持ち上げ、地面にトントンと叩きつけて土の隙間をなくす。陶器の場合は止めたほうが無難かも。

鉢底から水が漏れるまで、水をたっぷりあげる。わたしは水を与えて土の表面から水が引いてから4回くらい水やりを繰り返しています。

団粒化構造をくずさない

水が土の表面に溜まる様に一度に与えたら、重さの軽い「鹿沼土」や「くん灰」が浮きました。

せっかくバランスよく混ぜたブレンド土の「団粒構造」が崩れては意味がありません。団粒化とは、大小の土が混ざりあった状態をいいます。

バラは、適度な水はけと水持ちが良い土壌(団粒構造)を好む植物なので、土の表面に水が浮かない様に、少しずつ水をかけた方が無難。

完成

一応、初体験。何だか良い気分。あとはバラ次第。とりあえず日当たりのよい場所に置いて様子を見ることにします。気になるのは、白く細かい根っ子を全て除去したことです。

今日のMEMO

完璧に調べてやるのもいいけれど、とりあえずやってみれば、何が必要だったのか、ダメだったのか、次に何が必要なのかが見えてきます。

今回とにかく思ったのは、長年何気に考えていたモヤモヤを解消できたこと。薔薇の鉢上げの行動と、自分で土を作って良かったことです。まだバラは他に3つあるので、次に活かすことが出来そうです。

>>【5月のバラ管理】早くも枝葉が密集|かなり遅いけど「不要な芽」を摘んでみた

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