寒くてもバラは開花するのか|12月のバラ栽培
冬のお手入れ
結論からいうと、バラの蕾は気温が低いと開きません。正確には温度の低さによって咲き具合が変わります。今回わたしは、蕾を付けた鉢植えバラは咲くのかを実験です。
蕾をつけたバラの鉢植えを軒下へ移動
11月下旬、つぼみをつけたバラがあったので、何とか咲かせてみたくなりました。我が家の玄関は、外壁よりも内側にあるタイプで、ちょっとした洞窟の様なもの。なので霜や冷気に晒されにくい環境です。一か八か開花するのか試してみることに。
外側の花びらがダメになり始めました。これは満開になってから放置した状態と同じです。
もう少し様子を見てみましょう。
やはりこれ以上は咲きません。他の小さな蕾はほぼ開かない。
伸びすぎた枝を剪定
バラの冬選定のタイミングは人それぞれ。わたしが購入したバラ栽培の教科書では「バラの根が動き出す1月〜2月上旬」とありました。ですが12月に冬剪定をする人もいます。今回わたしは伸びすぎた枝だけを詰め、冬選定は1月以降に持ち越します。
花は咲かなかったけど、12月でも葉はまだ青々としています。
冬のバラの葉は落とすべきか
冬のバラの葉は取るべきか。葉は落とし、休眠させ、しっかり根を休ませるなど、色々と説がる様です。わたしは自然に任せることにします。
ちなみに、上の鉢植えつるバラの撮影日の最低気温は−6度。それでも若葉は元気。本当にバラは寒さに強い植物です。
今日のMEMO
最低気温が10℃以下の日が続くとバラの蕾は開きにくい。という結果になりました。もし12月でもバラを咲かせたいのなら、家の中やビニールハウスの様な暖かい場所へと移すべきでしょう。